セノビックとミロは中学生に効果なし?対象年齢は何歳まで?

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子供の栄養補助食品として人気の「セノビック」「ミロ」

この2商品は成長期の中学生にとって有益なのでしょうか?

 

栄養素や含有量をもとに考えてみました。

 

セノビックは成長期の中学生に有効?

「♪カルシウム~と ボーンペップのセノビィ~ク~(ワフゥ~)♪」

のCMソングでお馴染みのセノビック。

 

テレビCMの効果といかにも身長が伸びそうな

ど直球のネーミングで人気の”成長応援飲料”です。

 

セノビックは粉末タイプのサプリメントで、

牛乳と共に摂取することで子供の栄養をサポートします。

 

味のバリエーションも豊富で飲みやすいのが特徴です。

 

セノビックの栄養成分とその役割

セノビックの公式サイトによると、セノビックの主栄養は7つ。

  • カルシウム…丈夫な骨や歯を作る
  • 鉄…赤血球(ヘモグロビン)の材料
  • ビタミンD…カルシウムの吸収を促す
  • ボーンペップ…カルシウムを骨に沈着させる
  • オリゴミル…免疫力アップ・健康維持
  • ビタミンC…コラーゲン生成・免疫力アップ
  • ビタミンK2…血液凝固・カルシウムを沈着させる

 

ボーンペップは卵黄から発見され、

ラットによる実験で成長促進作用があることが確認された最近注目の成分です。

(しかし人間の体には

どれくらい摂取すると効果があるかなどは証明されていません。)

 

そしてオリゴミルはセノビックの販売元であるロート製薬が

独自に開発したペプチド成分です。

独自成分を配合することで他社と差別化を図っているんですね。

 

セノビックの原材料と成分表

では、セノビックの成分表と原材料を見てみましょう。

ミルクココア味1日あたりの基準量(20g)の成分

タンパク質1.5g / 脂質0.6g / 炭水化物17g / ナトリウム17-170mg /

カルシウム260mg / 鉄6mg / ビタミンC 57mg / ビタミンE 5mg /

ビタミンD 2.8μg / ビタミンB1 0.71mg / ビタミンB2 0.34mg

 

原材料名:グラニュー糖、ココアパウダー(ココアバター10~12%)、

麦芽糖、乳糖、ミルクペプチド、卵黄ペプチド、植物油脂、

卵殻カルシウム、香料、ビタミンC57mg、ビタミンE、ピロリン酸鉄、

ビタミンB1、ビタミンB2

なにげにビタミン類も多数含まれている点はいいですね。

タンパク質やカルシウム、鉄分なども豊富に含まれています。

 

成分を見ていただいたら分かる通り、

セノビックのコンセプトは「骨を作り上げて身長を伸ばす」ということ。

 

セノビックに含まれているタンパク質の主原料は、

ペプチド成分のオリゴミルとボーンペップだと思われますが、

これらは健康維持や骨の強化に役立つ成分であり、

アルギニン等の成長ホルモン分泌を促進する成分が含まれているのかは不明です。

 

またグラニュー糖やココアパウダーが

原料のトップ2というのも気になるところです。

 

セノビックの対象年齢は何歳から何歳まで?

セノビックは対象年齢を公開していません。

ですが、基本的に牛乳と一緒に飲むサプリメントなので、

少なくとも牛乳が飲める様になる1歳以降でないといけません。

 

セノビックの公式サイトにも愛用者として2歳の子が掲載されていますし、

幼児が飲んでも構いません。

年齢の上限もありません。

 

セノビックの一日の基本摂取量は”8g+牛乳150mlを2杯”なのですが、

この中には18歳以上の人が必要な

カルシウムが88%、鉄が89%、ビタミンDが67%含まれています。

 

つまり、大人になっても基準量で十分豊富な栄養を補えるわけです。

 

では逆に体の小さな子には栄養が多すぎるのでは?

と心配になりますよね。

 

国が定める栄養基準値を参照したところ、

1~2歳程度の子が同量のセノビックを摂取しても

問題ない値でした。

 

しかし、鉄など推奨量を超える(耐容上限は超えない)

栄養素もあるので、幼児に飲ませる場合は

減らしたほうがいいと個人的には思います。

 

中学生にセノビックをオススメしない理由

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セノビックは先に述べたように、

骨の強化に重点をおいています。

 

栄養価も高いので家族揃って

カルシウムを補うのにはオススメです。

 

しかし成長期には骨の強化も大切ですが、

成長ホルモンをいかに分泌させるかが

最も大きなポイントになってきます。

 

そういう意味ではあまりオススメできません。

 

 

セノビックの場合は

成長ホルモンの分泌よりカルシウム摂取を強化していること、

そして栄養と共に多量の糖分を摂取してしまうこと

を考えるともっとオススメできる商品は他にあります。

 

ミロは成長期の中学生に有効?

ミロといえばスーパーでも売られていますよね。

 

通常成長系のサプリメントは

店頭販売していないものが多いので、

ミロは手に入りやすさと知名度ならNo.1ではないでしょうか。

 

 

ミロといえば私達親世代が子供の頃からありますよね。

あのココアっぽいけど独特のさっぱりとした甘みに

ちょっとクセになった人も多いのでは?

 

ミロの成分とその役割とは?

ミロには体に必要な2種類のミネラルと

6種類のビタミンが含まれています。

  • カルシウム…丈夫な骨や歯を作る
  • 鉄…赤血球(ヘモグロビン)の材料
  • ビタミンD…カルシウムの吸収を促す
  • ビタミンB2…脂質、糖質、タンパク質をエネルギーに変える
  • ナイアシン…酵素の働きを補助する
  • ビタミンB6…タンパク質をアミノ酸に変える
  • ビタミンB12…ヘモグロビンを作る
  • ビタミンC…コラーゲン生成・免疫力アップ

カルシウムと共に、

エネルギー生産を活発にするビタミンB群が豊富な印象です。

 

ミロの原材料と栄養成分表

摂取基準であるコップ一杯分15gあたりの数値です

タンパク質1.2g / 脂質1.6g / 炭水化物10.2g / ナトリウム16mg /

カルシウム220mg / 鉄3.2mg / ビタミンB2 0.3mg / ビタミンB6 0.4mg /

ビタミンB12 0.64μg / ナイアシン4.6mg / ビタミンC 14mg /

ビタミンD 1.7μg

 

原材料名:混合大麦麦芽エキス、砂糖、ココアパウダー、脱脂粉乳、

植物油脂、乳清カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、

ビタミンC、pH調整剤、ピロリン酸鉄、レシチン(大豆由来)、

ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB2、酸化防止剤(ビタミンE)、

ビタミンD、ビタミンB12

pH調整剤等食品添加物が入っていますね。植物油脂の内訳も気になるところ。

主原料の大麦麦芽エキスとは?

ミロの主原料は麦芽エキスです。

麦芽とは、大麦を発芽させた麦粒のこと。

 

大麦は発芽することで、成長に必要な成分を

たくさん作り出します。

この大麦麦芽の成分を濃縮させたものが麦芽エキスです。

 

麦芽エキスには、エネルギーの元となる

ブドウ糖や、麦芽糖オリゴ糖や多糖類が含まれます。

 

つまり、天然由来の栄養満点の甘味成分が、

この大麦麦芽エキスなのです。

 

ミロの対象年齢は何歳から何歳まで?

ミロは離乳が完了する1歳半前後から飲むことができます。

そして大人の栄養補給にも有効なので

赤ちゃんから大人までが対象年齢です。

 

ですがミロの栄養価は

小学校低学年~中学年くらいを基準に計算されています。

 

このようにミロは、8~9歳の子における

ミロ+牛乳150ml+洋朝食+フルーツを摂取した場合の

栄養価の充足率を公開しています。

ミロの栄養価

中学生になると必要な栄養量も変わりますから、

充足率も変わりますよね。

 

12~14歳の推奨量に置き換えると、

大体3~6割程度を補う感じになります。

 

中学生にミロをオススメしない理由

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主成分からわかるように、

ミロにはカルシウムに加えて、

体内のエネルギー代謝を良くする成分が多いのが特徴です。

 

そして一袋300円台から手に入るので

コストパフォーマンスも抜群です。

 

 

中学生が小学生と同じ量を摂取すると

栄養の充足率は下がりますが

それでも朝にこれだけの栄養を補えるのは素晴らしいことです。

(ただし栄養の吸収率は不明です。価格に比例する??)

 

 

ミロに含まれるビタミンB群や麦芽エキスなどは

エネルギーの生産に優れた栄養成分です。

 

このことから

一日を元気いっぱい過ごしたい子供

スポーツ少年にミロは適していると言えます。

 

しかし、ビタミンB群などはしっかり含まれている反面

摂取できるミネラルやビタミンの種類が少ないですよね。

 

体の成長には、特定の栄養素だけでなく

総合的にバランスの取れた栄養を摂取する必要があります。

 

そういう点ではミロの成分はシンプルなので、

不足がちなビタミン類やミネラル類を補うには

十分ではないように感じます。

 

ミロもセノビックも人気商品ですが、

「身長が伸びる最適な環境づくり」という意味では

力不足な印象です。

 

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